LESSON 1

いくら払って、何歳から受け取れば得か?

毎月払っている保険料の総額と、年金をもらい始めるベストな年齢を考えよう

50歳以上の方:毎年届く封書のはがき(ねんきん定期便)に「将来もらえる年金の見込み額」が載っています。左のボタンで入力してください。
ℹ️ 50歳未満の方:ハガキにまだ見込み額が載っていない場合があります。右の「加入年数と年収から計算」を使いましょう。
ハガキ 1ページ 今まで払った保険料の合計
「(1)と(2)の合計」欄 単位:円
円/月
給与明細や納付書で確認できます。入力すると、これからの支払い合計も計算できます。
ハガキ 2ページ 65歳からもらえる年金の見込み額
「(1)と(2)の合計」欄
⇔ 自動換算
※ 基礎年金と厚生年金をあわせた合計金額です。年額・月額のどちらか入力すれば、もう一方は自動で計算されます。
基本情報
厚生年金会社員・公務員として働く期間
0年 = 会社員・公務員期間なし
国民年金自営業・フリーランスとして働く期間
会社員の期間も含めた合計年数
月+200円×納付月数を老齢基礎年金に一生涯上乗せ。国民年金基金とは同時加入不可(掛金・上乗せ額は内訳表に表示)。
今払っている保険の種類
基本情報
国民年金基金に加入する場合(任意・上乗せ試算)
円/月(上限68,000円=iDeCoと合算枠)
60歳まで拠出。終身年金A型で試算
もしもシミュレーション
保険料が毎年上がり続けたら?
1.0%/年
毎年少しずつ保険料が値上がりした場合
物価が上がってお金の価値が下がったら?
2.0%/年
インフレで将来のお金の価値が下がった場合
毎月払っている保険料(自分の負担分)
円/月
引退までに払う保険料の合計
万円
65歳からもらえる年金(毎月)
円/月
保険料の元が取れる年齢(65歳受給の場合)
この年齢を超えると、払った分より受け取った分が多くなる

何歳から受け取り始めると、いつ元が取れる?

縦の破線:「後から始めた方が多くなる」年齢(逆転ポイント)。 オレンジの横線:引退までに払う保険料の合計(自分の負担分)。この線を超えた年齢が「元を取った」時点です。

60歳から(早くもらう:月額 −24%) 65歳から(通常) 70歳から(遅くもらう:月額 +42%) 75歳から(最も遅い:月額 +84%) — — 払った保険料の合計 | 逆転ポイント / 想定する寿命

何歳から始めると毎月いくらもらえる?

60〜75歳の各年齢でもらい始めた場合の毎月の金額。早いほど少なく、遅いほど多くなる。

保険料の内訳

入力した情報をもとにした計算です。

項目金額

📌 このシミュレーションから読み取れること

※ 国民年金の満額は847,300円/年=月額70,608円(令和8年度・2026年度、昭和31年4月2日以後生まれの場合。以前生まれは844,900円/年)。国民年金保険料は月額17,920円(令和8年度)。厚生年金の保険料率は18.3%で、会社と本人が半分ずつ負担(本人9.15%)。標準報酬月額の上限は65万円(2027年9月以降、段階的に68万→71万→75万円へ引き上げ予定)。
※ 早めにもらうと1ヶ月につき0.4%減、遅くもらうと1ヶ月につき0.7%増。インフレ・税金・制度変更は計算に含まれていません(「もしもシミュレーション」で一部調整可)。
※ 公務員の共済年金は2015年10月に厚生年金へ統合。上乗せ部分(退職等年金給付)はこのシミュレーションに含まれていません。
※ iDeCo(自営業者等・第1号被保険者)の掛金上限は現在月68,000円ですが、2026年12月の制度改正により2027年1月拠出分から月75,000円に引き上げ予定です(国民年金基金・付加保険料との合算枠)。
※ 国民年金基金は国民年金基金連合会の公式「掛金月額表」(終身年金A型・1口目+2口目以降)をもとに試算しています。実際の表は加入月単位・複数の型で細かく分かれますが、このツールでは整数年齢・終身年金A型のみで近似しています。国民年金基金は65歳固定支給で繰り下げはできません(老齢基礎年金を繰り上げた場合のみ、基金からも一部が繰り上げ支給されますが、この細かい調整は反映していません)。第2号被保険者(厚生年金加入中)や付加年金加入中は利用できません。正確な金額は国民年金基金連合会(npfa.or.jp)でご確認ください。

✅ 理解度テスト

このLessonの内容を振り返るチェックリストです。理解できた項目にチェックを入れましょう。

入力項目のルール
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年金は本来65歳からもらえるお金だけど、早くもらい始めることも、遅らせてもらうこともできる。早く始めると「先に使える」代わりに、1か月早めるごとに金額が0.4%ずつ減っていく。逆に遅らせると、1か月遅らせるごとに0.7%ずつ増えていく。たとえば5年(60か月)早めると0.4%×60=24%も減ってしまう。「早くもらう=月々の金額は少なくなる」「遅くもらう=月々の金額は多くなる」という交換条件になっている。

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自営業やフリーランスの人は、国民年金にちょっとだけ上乗せできる仕組みが2つある。1つは「付加年金」で、毎月400円多く払うと、将来もらう年金が毎年200円ずつ増える。もう1つは「国民年金基金」で、こちらはもっと本格的に上乗せできる仕組み。でもこの2つは同時には使えないルールになっていて、どちらか一方を選ぶ必要がある。

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このツールには2つの入力方法がある。「シンプルモード」は、ねんきん定期便に書いてある金額をそのまま入力するだけの簡単な方法。「詳細モード」は、国民年金と厚生年金にそれぞれ何年入っていたか、年収はいくらだったかを細かく入力して、年金額を自分で計算してもらう方法。ハガキがまだ届いていない50歳未満の人は詳細モードを使うことになる。

グラフから読み取れる内容
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保険料は「払うお金」、年金は「もらうお金」。若いうちは払うお金の方が多いけど、年金をもらい始めると、もらうお金がどんどん増えていく。グラフの中で「払った金額の線」と「もらった金額の線」が交わる場所が、「払った分を全部取り戻せた年齢」。これを損益分岐点と呼ぶ。

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年金をもらい始める年齢を早くしたり遅くしたりすると、月々にもらえる金額も変わるので、「払った分を取り戻せる年齢」も変わってくる。早くもらい始めると月々は少ないけど早く受け取り始められるので、状況によっては早く元が取れることもある。逆に遅らせると月々は多くなるが、その分「取り戻すまでの期間」も変わる。グラフでいろいろな受給開始年齢を比べてみると、この動きがよくわかる。

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年金は「長生きするほど得」な仕組みになっている。なぜなら、遅くもらい始めると月々の金額は増えるけど、そのぶん短命だと総額で損をする可能性があるから。逆に早くもらい始めると、長生きしなかった場合でも一定の金額を確保できる。だから「自分が何歳まで生きると想定するか」によって、どの受給開始年齢が得かという答えが変わってくる。